どこでも仕事できますか?

”ワーケーション”

これは、

Work(仕事)と、Vacation(休暇)を融合した
休暇を取りながら働くという意味の造語です。

 

東京オリンピック開催時の混雑緩和で、
在宅勤務などの
テレワークが注目されていますが、

”仕事は会社でするもの”

から、

徐々に変わってきています。

 

”ノマドワーカー”

なんていう言葉も流行りましたよね。

 

ただ、

今回のワーケーションは、
仕事のやり方に焦点をあてた
テレワークやノマドワーカーとは
ちょっと違います。

 

休暇を取りながら、仕事をする。

仕事のやり方だけでなく、
休暇も目的のひとつになっているのです。

 

休暇を取ることで、

リフレッシュできたり、
新たな発想が浮かんできたり、

休暇と仕事を融合させることで、
相乗効果を狙っているということですね。

 

最近では、
積極的にワーケーションを活用している会社も多く、

長野県の八ヶ岳などには、
ワーケーション専用の施設もあります。

<富士見 森のオフィス> https://www.morino-office.com/

全国的に同様の施設は増えているようですね。

 

私もたまに、
ひとり会議で遠出をしますが、
やはり、気分が変わります。

 

会社内に閉じこもっていると、
発想も凝り固まっていきますが、

場所が変われば、

”見るもの、聞くもの”

すべてが変わってくるので、
新たな発想も浮かびやすくなります。

 

ただ…、

 

ワーケーションは、
いいことばかりではありません。

中には
休暇がメインになってしまって
仕事をしない…、

なんていう
トラブルもあるようです。

 

これについては、
会社の社風が大きな影響を及ぼします。

 

私は、
以前にもメルマガで書きましたが、
人を管理することは無駄だと思っています。

 

特に、

人材が限られている中小企業では、
管理部門は極力減らした方がいい。

「あいつ…、ちゃんと仕事してるかな…」

そんなことに気を回しているのは
もったいない。

無駄な時間なんですよね。

 

そんなことに気を回すよりは、

”規律の中の自由”

この社風をつくることに、
力を入れる。

 

この方が、
よっぽど建設的です。

 

とはいえ、

”規律の中の自由”

をつくるのは簡単ではありません。

 

何から始めればいいのか迷うと思いますが、

”仕事をしない人が居づらくなる環境”

をつくればいいのです。

 

レベルの低いところでいえば、

”遅刻する人がいない”

この当たり前の環境をつくれれば、
遅刻する人は居づらくなるわけです。

 

「遅刻するな!」

そうやって管理するのは…、
大変ですよね…。

 

ということで、

あなたの会社でも、”ワーケーション”

いかがですか?

 

そのためにも、
規律の中の自由で、

”どこでも仕事ができる人材”

に育てる必要があります。

 

育てるのは大変ですが、
いつもと違った環境で仕事をすることで、
新たな展開が生まれるかもしれませんよ!

 

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