”スーツ業界危うし!!!”
KDDIも、
2019年10月から
服装のカジュアル化に取り組んでいます。
KDDIは、
売上高5兆円を超え、
営業利益(本業の利益)は約1兆円という
紛れもない大企業です。
しかし、
けん引してきた
携帯電話事業が飽和状態となり、
その成長が鈍化してきているのです。
いまこそ、
”新たな発想が必要”
そう考えたKDDIは、
服装の自由化に踏み切ったわけです。
人間というのは、
意識を変えるというのは、
なかなか難しいんですよね。
だから、
カタチを変える。
子どもっぽいですが、
カタチから変えた方が、
結果的には早いのです。
たとえば、
スポーツのユニフォーム。
練習着であっても
試合はできるわけですが、
いまいち…、
気持ちが入らない。
でも、
ユニフォームを着ると、
「やるぞ!」
スイッチが入る。
着るもので変わってしまうものなんですよね。
単純なんです(笑)
だから、
服装の自由化の効果はあると思います。
しかし…、
その効果は2つ。
プラスの効果と、
マイナスの効果です。
服装を自由にするということは、
文字だけ見れば、
”自由”
ですからね。
中には、
とんでもない格好をしてくる人だって
いるかもしれません。
でも、
そこはさすがに稲盛和夫さんがつくったKDDI。
抜け目はありません。
KDDIは人事戦略のひとつとして、
”自律と責任”
というキーワードを打ち出しているのです。
各社員が自律的に責任を持って働く。
これを理解していれば、
いくら自由化といっても、
和を乱すような、
とんてもない格好をしてくる人はいないわけです。
ということで、
人間はカタチから入るもの。
カタチを自由にすることは効果がありますが、
効果には必ず2つあることを忘れてはいけません。
自由の裏には、
必ず責任がつきまとうことを
きちんと教育することが必要なんです。
私は
正しい職場環境は、
”規律の中の自由”
だと考えています。
間違っても、
”管理”
ではない。
ガチガチに管理していいことは
あまりないんですよね。
でも、
そのためには規律を”守らせる”こと。
規律を破ったら厳罰。
ここで甘い顔をしたら、
組織は組織でなくなってしまいます。
つまり、
単純に自由化すればいいというものではない
ということです。
服装の自由化をするときは、
この点に注意してくださいね。
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