「無難の中から変革は生まれないと
強く意識しています」
これは、
日用品国内最大手である花王の
沢田道隆社長の言葉です。
沢田社長は、
花王が世界の大手と肩を並べるには、
”率先して逸脱すること”
これが必要だとして、
次のようにも語っています。
「日本人は先例を重視し過ぎる傾向があり、
積み上げるのは上手ですが、
突き抜けるのは苦手だと思います。
自分では大きな変革だと思って取り組んでも、
外から見るとそうでもない、
ということは多々あります。
もっと極端でいいのです。
会社は常に時代に合わせて変化する必要があり、
従来の考えに縛られていては生き残れません」
確かにそうですよね。
「逸脱した!」
自分ではそう思っていたとしても、
周りから見ると、
無難な路線ということは意外に多いです。
それだけ、
思考の幅を広げるというのは
難しいことなんですよね。
その難しい理由のひとつは、
「こんなこと言ったら…怒られるかな…」
日本人の中にある、
”横並び意識”
常識から飛び抜けた、
極端な案を出しづらい雰囲気が
どうしてもあるのです。
そこで、
沢田社長は、
自らが極端になることで、
”極端になってもいいんだ!”
という社風をつくろうとしています。
たとえば、こんな感じです。
社員の採用について、
人材は多様性が重要といいながら、
実際には、
自社に合う人に偏り、
同じような人材が集まってしまう…。
これで多様性があるといえるのか?
そこで、
沢田社長は、
最終選考での
”くじ引き”
を提案。
人材には、
男性・女性・日本人・外国人、
いろいろな人が必要。
その、
”いろいろ”には、
”運がいい人”も必要だろう。
という極端な発想です。
残念ながら、
この案は実現しなかったそうですが、
社長が極端な発想・提案をすることで、
「極端でいいんだ!」
という雰囲気、
社風が生まれてくるわけです。
ということで、
”率先して逸脱すること”
いまのコロナショックを乗り切るには、
極端な発想が必要かもしれません。
一度、
常識・先例という枠を取り払って、
大胆に、極端に考えてみませんか?
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