ここのところ、
ある芸能事務所から、
稼ぎ頭の女優さんが退社する事態が続いています。
その背景にあるのが、
”社長交代”
どうやら、
女優さんだけでなく、
社員も毎年15名以上辞めているとの
報道もありました。
「先代の頃は、良かったのになぁ…」
ある意味、
事業承継あるあるですが、
これは、
業種・業態に限らず、
どこにでもある話ですよね。
では、
なぜこうなってしまうのか?
もちろん、
答えはひとつではなく、
いろいろな考え方があると思うのですが、
私の考えは、
”想いの事業承継ができていない”
ということ。
具体的には、
「なぜ、この仕事を始めたのか?」
「商品・サービスに、どんな想いを込めているのか?」
「社員との良かったエピソード、悪かったエピソードは何か?」
「これまでの経営危機には、どんなものがあったのか?」
「その経営危機を、どうやって乗り切ってきたのか?」
いわば、
”会社の歴史”
とも呼ぶべき出来事をきちんと伝えていない、
また、
後継者も知ろうとしない。
事業承継というのは、
ビジネスのやり方、
取引先との縁が切れないようにつなぐ、
株式云々…、
税金云々…、、
そんなことをやることだと思っている人も多いです。
もちろん、
これらも大切なのですが、
最も大切なことは、
”想いの事業承継”
誤解を恐れずに言えば、
後継者は、先代ほど苦労しません。
先代が創業者だったら尚更です。
苦労せずに、
社長という地位についてしまうと、
誰でも勘違いするのです。
私でもすると思います。
だから、
社長という地位は、
社長のためにあるのではない。
このことを理解してもらうためにも、
会社の歴史を共有する。
これが、
とても重要だと思うのです。
新聞を見ていると、
”社史をつくりませんか?”
”社長の自伝をつくりませんか?”
みたいな広告をよく見かけます。
「中小企業の社長の話なんて、
誰が読むんだ!」
口の悪い人は言ったりしますが、
これは売るためのものではなく、
想いを伝えるものなんですよね。
社史や、自伝として
想いを文字言語化しておけば、
想いの事業承継がやりやすいわけです。
ということで、
いまは後継者不足の時代。
事業承継という言葉が
経営のキーワードのひとつになっていますが、
ほとんどは、テクニック論。
やれ税金をどうする、
やれ退職金はどうする、
そういうことではなく、
まずは、想いを伝えること。
これがなければ、
カタチだけの事業承継となって、
長続きはしないでしょう。
あなたが社長なら、
想いを語っていますか?
あなたが社員なら、
社長の想いを知っていますか?
とても重要なことなんです。
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