私の情報源のひとつである
「日経クロストレンド」
に興味深い記事がありました。
それは、
極上タオルで知られる
IKEUCHI ORGANIC(イケウチオーガニック)
のオンライン接客の記事です。
イケウチオーガニックは、
新型コロナウイルス感染防止による
緊急事態宣言の発令を受け、
休業していました。
しかし、
お客さまからの
「店舗のスタッフとの会話を楽しみながら、
買い物がしたい」
「プレゼント用のタオルを一緒に選んでほしい」
という要望が寄せられたことがきっかけで、
ZOOMを活用した、オンライン接客がスタートしたのです。
オンラインですから…、
お客さまは、
タオルには、
もちろん触れられないわけですが、
販売成約率は、
なんと…、
”100%!”
百発百中で売れているのです。
その秘訣は…、
接客風景を覗いてみると…、
お客さま:
「フェイスタオルが欲しいです」
店員:
「お好みの手触りはありますか?
しっかりした肌触り、
やわらかい肌触り、
どちらがお好みですか?」
お客さま:
「しっかり…、やわらかい…、
ちょっと想像できないです…」
店員:
「ホテルに置いてあるような厚手のタオルが好きか、
薄手のタオルが好きか?
こちらで考えるといかがでしょうか?」
さらに、
1枚のタオルを見せながら、
「新雪に足を踏み入れるような手触り」
といった独特の表現を交えての説明も行うのです。
つまり、
オンライン接客では、
いかに、
”お客さまに想像させるか?”
そのために必要なことは、
”表現力”
どんな言葉を選ぶのか?
何に例えるのか?
これは、
お客さまの性別や年齢、
職業によっても変えなければなりません。
やっぱり、
20代の女性に説明するのと、
50代の男性に説明するのとで、
同じ売り文句ではダメなのは、
容易に想像できますよね。
ということで、
イケウチオーガニックの
オンライン接客では、
表現力を工夫して、
お客さまが想像できるようにしているのです。
そのうえで、
吸水性・速乾性など機能面の説明も十分に行い、
乾燥機使用の有無なども確認したうえで、
適切な商品を提案しているのです。
それは…、
百発百中で売れますよね!
今度、
自身でも体験してみようと思っています。
ということで、
コロナショックの今はもちろんですが、
アフターコロナの世界でも、
オンライン接客はなくならないでしょう。
そのためにも、
”表現力”
これを磨きましょう。
磨くための、ひとつの方法は、
曖昧な言葉を使わないこと。
たとえば、
”美味しい”
単純に美味しいではなく、
どう美味しいのか?
具体的な言葉にしてみるのです。
まぁ…、
言うのは簡単、やるのは難しいのですが、
今日の食事からチャレンジしてみましょう。
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