”ハーレーダビッドソン”
バイク好きなら、
一度は乗ってみたい憧れのブランドですが、
ここ数年…、
低迷が続いています。
その原因について、
ハーレーダビッドソンの
新CEO(最高経営責任者)である
ヨッヘン・ツァイツ氏は、
「ブランド力に甘え、戦略の焦点を欠いていた」
と語っています。
ツァイツCEOは、
1993年に30歳の若さで
「プーマ」のCEOに就任。
在任期間18年で
売上高を十数倍に伸ばした
いわゆる、
”プロ経営者”
です。
その、プロ経営者から見て、
ここ数年のハーレーダビッドソンの戦略は、
散漫に見えた。
たとえば、
新市場の開拓を目指して、
100万円を切る廉価モデルを投入してみたり、
あるいは、
新分野である電動バイクに力を入れてみたり、
かと思えば、
アパレル専門店の展開に力を入れてみたり…、
思いつき…、
なんていったら失礼ですが、
安易な戦略を展開してきたことが、
低迷の原因と判断したんですね。
ツァイツCEOは、
自身の著書の中で、
「マネジャーは、
何を加え、何を捨てるべきかを自問すべきだ」
と語っています。
つまり、
”企業の方向付け”
これを
決めるということですね。
方向付けには、
”何をやるか?”
これが重要なんですが、
同時に、
”何をやらないか?”
これを決めることも重要なんです。
”何をやるか?”は決めるのに、
”何をやらないか?”を決めない人は
意外と多いんですよね。
ツァイツCEOの方向付けは、
・生産車種と、色ぞろえを3割削減。
・管理部門の再編などで、700人削減。
・ツーリングが多い春先に、新製品を集中。
・従来の半分となる50ヶ国・地域での集中販促。
これらを改革の柱として挙げています。
今後のハーレーがどうなるのか…?
注目ですね。
ということで、
コロナショックのいま、
多くの企業では、
”新しい方向付け”
これが必要になっています。
何をやるのか?
そして、
何をやらないのか?
これをじっくりと考えてみてください。
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