来なければ、行けばいい。

「メガネスーパー」を運営する

「ビジョナリーホールディングス」は、

新規出店の戦略を…、

 

なんと…、

 

”移動販売車”

中心にするとのこと。

 

トラックを改造し、
検眼機や加工機を積み込み、

接客から商品の受け渡しまでの
すべてを行う。

 

初期投資が、
通常店舗の2~3割程度で、

2023年までに、
110台のトラックを導入する計画とのこと。

 

つまり、

 

”お客さまを待つよりも、
お客さまのいるところに行く”

 

ということですよね。

 

メガネスーパーの

通常店舗の月商は、
300万~400万円。

 

対して、

 

移動販売車は、
1日当たり
30万~40万円も可能。

 

なぜなら、

”需要のあるところに行くから”

 

たとえば、

老人ホームなどでは、
メガネを買いたくても
外出できない人も多い。

 

そして、

 

メガネスーパーでは、

低価格化が進んでいたライバル店との差別化のため、
高価格帯に舵を切ってきたことも
プラス要素になっています。

 

ということで、

 

”お客さまが来なければ、
お客さまのいるところに行く”

 

ある意味、

当たり前のことですが、
実際にやるのは難しいですよね。

 

”お客さまは来てくださらないもの”

これは、

イトーヨーカドー・グループ創業者
伊藤雅俊さんの著書

「商いの道」

に出てくる一文で、
伊藤さんのお母さまの教えだそうですが、

 

これは、

ビジネスの核心をつく言葉ですよね。

 

私たちは、

時として、

”お店を開けば、お客さまが来てくれる”

 

何の根拠もなく、
楽観視してしまうことがありますが、

当然ながら、
そんなことはありません。

 

お客さまを呼び込むためには、
ただ、お店を開いただけではダメで、
工夫や努力が必要です。

 

そのひとつが、

”お客さまのところに出向く”

 

特に、

このコロナ禍では
重要なポイントになってくるかもしれませんね。

 

これを積み重ねることで、

コロナが終息したときには…、

 

今度は、

お客さまが足を運んでくれるかもしれません。

 

メガネスーパーの取り組みは、

”店舗を構える”

いままでの業界の常識を打ち破る

いい意味で、

非常識なものです。

 

しかしながら、

非常識なものから、

新たなものが生まれるのも事実。

 

固定観念を取り払って、
フラットな状態からビジネスを考える、

この重要性を改めて思う
メガネスーパーの取り組みでした。

 

あなたは

どんな非常識で攻めますか?

 

 

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