漫才論争に思う。

先日、

毎年恒例・漫才日本一を決定する

「M-1グランプリ」

が行われました。

 

そして…、

 

これも
毎年恒例になっていますが、

”大会後の批判合戦”

 

「あのコンビの優勝はおかしい!」

「今年はつまらなかった」

「結局は、審査員の好き嫌い」

 

などなど、

人によって、
笑いのツボが違う以上、

全員納得という結果は
なかなか難しいので

批判合戦になるのも
分からなくもないのですが…。

 

そんな中、

 

今年の批判で多いのは、

「あれは、漫才じゃない!」

というもの。

 

つまり、

”漫才の定義とは何か?”

ということですよね。

 

これは、

なかなか興味深いテーマです。

 

実は…、

 

私は、

”定義好き”

なんですよね(笑)

 

特に仕事をするうえでは、

”定義を揃える”

 

これは
本当に重要なことです。

 

人それぞれ、
同じ言葉を、違う定義で解釈していたら、

当然ながら
仕事はうまくいきません。

 

”同じ言葉を、同じ定義で解釈する”

この当たり前のことが出来ていないと、
確実に仕事はおかしくなるのです。

 

では、

今回の漫才の定義は?

 

ネットなどで調べると…、

 

「漫才は、
2人ないし、それ以上の複数人による寄席演芸の一種目。

通常は、
コンビを組んだ2人による
こっけいな掛け合い、言い合いで客を笑わすもの」

 

となっています。

 

どうでしょうか?

 

この定義で考えれば、
M-1の漫才は、すべて漫才のような気がします。

 

ちなみに、
私、個人的な漫才の定義は、

 

”道具を使わなければ、漫才”

”道具を使えば、コント”

 

そんな感じですかね。

 

ということで、

漫才であるか否か論争は、
ビジネス視点で考えれば、
とても重要なことです。

 

しかしながら…、

 

お笑いというのは、
そういう定義から外れたところに
面白さがある、

とも思うのです。

 

定義で考えるのも、
時と場合による。

 

”面白ければいい”

個人的には
そう思いますけどね…。

 

 

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