「タン…タン…タン…」
大縄跳びを回す音が響く体育館…。
大縄跳びに入るタイミングって、
一回逃してしまうと、なかなか入れない…、
そんなことありませんか?
しかも、
タイミングを逃して、まごまごしていると、
周りからのプレッシャーを感じて、
ますます入れない…、
悪循環になってしまうことがあります。
物事には、”タイミング”ってすごく重要なんですよね。
タイミングが早かったり、
逆に、「何でいまさら…」と遅すぎたり…。
最近の政治でも、そんな辞任問題がありましたよね…。
タイミングを見誤ると、
本当に悪循環になってしまいます。
特にリーダーの決断は重要です。
リーダーの決断で思い出すのは、
プロ野球2007年の日本シリーズ第5戦での
中日・落合博満監督の決断です。
2007年の日本シリーズは、
日本ハム VS 中日
でした。
2006年も同じ対決で、中日は敗れています。
先に4勝すれば日本一になれる、
”短期決戦”の日本シリーズ。
中日の3勝1敗で迎えた
2007年の第5戦は、
中日の山井大介投手が好投し、
8回まで、無四球・ノーヒットピッチング。
つまり走者をひとりも出していない
いわゆる「完全試合」ペースです。
この「完全試合」は、
これまで15人しか達成していない大記録。
あとラストの9回を抑えれば…、
というときに、
落合監督は、非情の決断を下します。
(この決断には諸説あるようですが…)
「ピッチャー交代」
交代した岩瀬投手が9回をキッチリ抑えて、中日の4勝目。
中日が、見事日本一になりましたが、
この決断は、賛否両論を巻き起こしました。
私自身は、
この決断は正しかったのではないかと思っています。
というのは、
いうまでもなく、プロ野球は、チーム戦です。
チームが勝つことが最優先されて然るべきです。
仮に、山井投手を続投させて、
逆転負けなどしようものなら、
流れが一気に変わってしまうことも考えられます。
日本シリーズは、”短期決戦”
決められるときに、決めておかないとダメなのです。
つまりは、タイミングです。
「ここだ!」
というタイミングで、正しい決断ができるか?
言うのは簡単ですが、実行するのは難しいですよね。
時には非情な決断をしなければならないからです。
常に冷静に、情に流されず、
今の状況を適切に判断して、決断できる力が
リーダーには求められているのです。
そう考えると…、
日本のリーダーは大丈夫ですかね…。
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