言霊を宿す方法。

「スポーツの持つチカラを信じている」

 

東京オリンピック開催まで、
あと50日を切った今でも、

”やる、やらない”

で揉めている日本…。

 

まぁ、

東京都・日本政府としては、
とにかくやってしまって、
この煩わしさから解放されたい!

というのが
本音のような気がしますが…、

 

改めて思うことは、

言葉のチカラは
使い方を間違えると
逆効果になる、

ということ。

 

たとえば、

冒頭の言葉は、
某大臣の言葉ですが、
ハッキリ言って、

”誰も信じていない”

 

本気で思っている言葉ではなく、
ただ言わされているだけ…。

本気で思っていない言葉には、
これほど説得力がないものか…、

そんなお手本になりそうな…、

 

事実、
結果として、

「オリンピックをやりたいだけだろ!」

国民の反感を買っただけでした。

 

昔から、

言葉にはチカラがある、

いわゆる、

”言霊”

ということが
言われてきました。

 

ただし、
これには条件があって、

それは、

”熱量を持った人が言う”

ということ。

 

当たり前ですが、
本気で思っていない人の言葉には、
そもそもの熱量なんてないですからね。

マイナスの言霊は宿っても、
プラスの言霊が宿るはずもありません。

 

これは、

当然ながら、
ビジネスでも
とても重要なことです。

 

たとえば、

”キックオフミーティング”

 

新しいプロジェクトをスタートするときの
大切なミーティングですが、

”もし、ファシリテーターの熱量が低かったら…”

 

発する言葉に
プラスの言霊が宿る確率は
当然ながら下がりますよね。

 

そうなると、

冒頭の大臣ではありませんが、

「このプロジェクトで世界を変えましょう!」

いくら聞こえのいい言葉をいったとしても、

 

「どうせ、自分の出世のためだろ…」

そんな反感を買ってしまうかもしれません。

 

つまり、

社長がやるべきことは、

”ファシリテーターに熱量を入れる”

ということ。

 

ただ単純に
プロジェクトを任せるのではなく、

”このプロジェクトがいかに大切なものなのか?”

これを
熱量を持って語り、
プラスの言霊を宿らせなければならないのです。

 

なかには、

「仕事を獲ってくるのがオレの仕事、
あとは社員たちでやって!」

という社長もいますが、

それだと…、

 

仕事が、
単なる作業になってしまうんですよね。

 

お客さまに喜ばれる
付加価値の高い仕事にするためには、
社員たちのやる気や、働きがいに
火をつけること。

これが絶対に必要なんです。

 

その火種になるのが、

”言葉”

社員たちを鼓舞する言葉を
発せられるかどうか?

これが本当に重要なんですよね。

 

ということで、

あなたの発する言葉には、
プラスの言霊が宿っていますか?

 

上辺だけの言葉には、
マイナスの言霊が宿り、
逆効果になります。

 

それにしても…、

東京オリンピックは
開催されるんですかね…。

 

 

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