”問題解決の原点は、現状把握”
先日、
あるお客さまの工場見学に行きました。
そのお客さまは、
誰もが知っている大企業と手を組んで、
食品の配送事業を展開しています。
まだ設立初年度ですが、
練りに練った経営計画を元に起業し
それを愚直に実践。
もちろん、
計画は計画ですから、
途中トラブルあり、軌道修正しながらですが、
確実に前へと進め、
第1期の決算は、それなりの利益が出る見込みとなっています。
今回の工場訪問は、
現場を見ておきたかったこともありますが、
”この利益をどうするか?”
決算対策について話し合うことが
メインのテーマでした。
このお客さまを見ていて
改めて思うことは、
”現状把握の大切さ”
です。
多くの場合、
設立初年度というのは、
どうしても、
数字の把握は後回しになりがちです。
ビジネスを軌道に乗せることに
多くの時間を割きたいですからね。
しかし、
このお客さまは、
起業前から、きちんと数字で計画を立て、
起業後も、ビジネスを回しながらも、
ほぼリアルタイムで数字を把握。
このことで、
計画とのズレがいち早く分かる。
ズレさえ分かれば、
あとは改善。
改善への着手も、
当然ながら早くなり、
ビジネスの好循環が生まれているのです。
あとは、
”専門家をうまく使う”
この辺りも
かなり長けています。
たとえば、
私のところにも、
設立直後にご相談頂きました。
これであれば、
税務署への届出や、経理システムの構築など、
企業にとって、一番良い方法を提案できるのです。
しかし、
起業してからしばらく経ってから…、
結構多いのが、決算間際にご相談…、
これだと、
どうしても、やれることが限られてしまいます。
「あぁ…、税務署に、この届出をしておけば…」
期限が間に合わず、不利益を被ることもあるのです。
今回のお客さまの場合も、
ある決算対策を相談されたのですが、
それは、税務上NG。
専門家と連携せずに、
その方法を採用していたら…、
後々大変なことになっていました。
払ったコスト以上に、
大きな利益を得たはずです。
ということで、
”問題解決の原点は、現状把握”
現状を把握するからこそ、
いろいろな問題点に気づくことが出来るのです。
あなたの会社では、
どこまで現状把握できていますか?
現状把握をすることは、問題点を把握すること。
言い方を変えれば、
”見たくない現実を見る”
ことでもあります。
しかしながら、
目をそらさずに、現状を把握しなければ
何も始まらないのです。
ビジネスにおいては、
”いつの間にか、勝手に問題が解決していた”
そんな奇跡は、まず起きない。
自分が動かなければならないのです。
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