「これで武芸の腕があればなぁ…」
このひとことを聞き逃さずに、
油商人から一代で大名まで上り詰めた
下剋上の代名詞である斉藤道三。
美濃のマムシと恐れられた戦国大名です。
斉藤道三は、
油商人をしながら、
チャンスを探していました。
注目を集めようと、
柄杓から油を落として、
1㎝にも満たない一文銭の穴を通すという
パフォーマンスをしながらの日々…。
それを見ていた
美濃国の守護・土岐家に仕える長井家の家臣が
ポロッと言ったひとことが冒頭の言葉です。
この言葉を聞き逃さなかった斉藤道三は、
一文銭の穴に、槍の先を突き通すという特訓をはじめます。
槍といってもただの槍ではなく、
3間半、6mを超える槍だったそうです。
この特訓により、槍遣いの名人となった斉藤道三は、
長井家の家臣となり、出世の階段を上り始めたのです。
ボーっとしてたら、
一生、油商人のままだったかもしれませんが、
常にアンテナを張っていた斉藤道三は、
チャンスとなる言葉が耳に入ってきたのです。
斉藤道三のように、
「誰かがポロッと言ったひとこと」
がきっかけになることって
意外と多いような気がしています。
つまり、
チャンスはそこら中に転がっている、
ということですね。
あとは、
それをキャッチできるか、できないか。
キャッチするためには、
「我以外皆我師」
という考え方を持つこと。
自分以外の、人であっても、モノであっても、
自分に何かを教えてくれる先生だ、
という考え方を持つことです。
自分以外のことをバカにしていたら、
聞く耳を持たないので、
キャッチできるはずがないですよね。
ポロッと逃さずに、
きっかけを、チャンスをつかんでいきましょう!
あっ、
それと、最近の研究では、
斉藤道三は、一代で大名まで上り詰めたわけではなく、
父親との合わせ技だった…、
らしいですよ。
歴史っておもしろいですよね。
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