「真実はいつもひとつ!」
あるマンガの名台詞ですが、
この真実の考え方は、実に難しいものです。
「真実はひとつしかない」
これを絶対的真実といいます。
「真実だからひとつ。それ、当たり前でしょ!」
そう思った方も多いと思いますが、
真実にはもうひとつ、”相対的真実”という考え方もあります。
これはどういうことなのか?
通勤・通学をするということで、ちょっと考えてみましょう。
通勤、通学をするには、
徒歩の人もいる、
自転車の人もいる、
車の人もいる、
電車の人もいる、
バスの人もいる、
いろいろな通勤方法がありますよね。
これを絶対的真実で考えると、
”徒歩通勤しか認めない!”
ということです。
真実はひとつだから、
どんなに遠くても、徒歩通勤しか認めない!
これは困りますよね…。
ひとつしか認めない絶対的真実に対して、
相対的真実では、
「学校に行く、会社に行く」
この真実が守られれば、方法は何でもいい。
徒歩でもいいし、
電車でもいい、
車でもいい、
学校に行く、会社に行く、
この目的が達成されれば、方法は問わない。
これが”相対的真実”です。
実は、
私たち税理士が扱う会計や税金も、
”相対的真実”
なんですね。
何となく”絶対的真実”っぽいなぁ…、
そんなイメージを持っていた方もいるかもしれませんが、
会計や税金には、
実はいろいろな選択肢があるんですね。
会計には、
「真実性の原則」
という原則まであります。
私は、この「真実性の原則」から、
”考え方にゆとりを持つことの大切さ”
を学びました。
日常生活でも、
絶対的真実でガチガチに固めてしまったら、
息苦しいですよね…。
相対的真実で、ゆとりを持ちましょう。
目的を達成するための方法はひとつではありません。
ひとつの方法がダメでも、
あきらめない。
気づいていないだけで、
別の方法があるかもしれません!
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